ほんのり甘く、ポリポリとした食感が美味しいべったら漬け♪
ご飯のお供に、ストックしておきたい一品ですよね!
べったら漬けを買ってきたはいいものの、そもそも食べ方やべったら漬けは洗うのか?食べ方や日持ちに悩んだことはありませんか?
そこで今回は、べったら漬けの食べ方や日持ち、保存方法について調べてみました!
べったら漬けを洗うのは間違い?
べったら漬けって、表面がぬるぬるしていて、お米のようなものがついていますよね。
食べる前に洗う方がいいのか、洗わなくてもいいのか、悩む方も多いと思いと思います。
結論から言うと、べったら漬けは洗う必要はありません!
べったら漬けのぬるぬるや、表面のお米のようなものの正体は、米麹というものです。
べったら漬けは大根を塩で下付けし、米麹と砂糖と塩で床を作り、1週間~10日ほど本漬けをして出来上がります。
その際に発酵することで、べったら漬けに見られるぬめりが出てくるんです!
米麹には酵素が豊富に含まれており、栄養が体に吸収される手助けをしています。
そのため、洗わずそのまま食べた方が健康に良いんですね♪
ただ、ぬるぬるや米麹の粒がどうしても気になるという方は、洗って食べても間違いではないので、好みに合わせてくださいね!
べったら漬けの正しい食べ方は?
べったら漬け、いつもどのようにして食べていますか?
べったら漬けの正しい食べ方ってあるんでしょうか?
調べてみたところ、べったら漬けは、沢庵など他の漬物とは違って、分厚く切って食べるのが昔ながらの食べ方だそうです!
江戸で生まれ、広く愛されたべったら漬けは、第十五代将軍徳川慶喜も好んだそうで、厚切りにするように頼んでいたそうです。
また、吉田茂首相の長男で文筆家の吉田健一は、自身が食べて美味しかったものを紹介するエッセイ「私の食物誌」の中で、各地の名産のひとつに「東京のべったら漬け」を挙げています。
そこで、べったら漬けについて、「薄く切ったのではその味が出ない」と述べています。
厚さの目安としては、「沢庵3切れ分の厚さ」だそうです!
分厚く切ることで、食感や噛むほどに広がる旨味を楽しめるんだとか…!
厚く切っておかずのように食べられていたほど、べったら漬けは愛されていたんでしょうね♪
べったら漬けの日持ちはどのくらい?
べったら漬けは1本で漬けることが多く、買ってきた場合も家で漬けた場合も、食べ切ることが難しいと、日持ちが気になりますよね。
べったら漬けは、保存よりも美味しさを追求して作られた漬物です。
そのため、他の漬物と比べて賞味期限はあまり長くなく、売られているものは大体2~3日くらいと書かれています。
自家製の場合も、市販のものと同じく2~3日くらいを目安に食べ切った方が良いでしょう。
また、漬物は水洗いをすると腐りやすくなってしまいます。
そのため、食べる前に洗い流したいときは、全て洗い流すのではなく、食べる分だけ切ってから洗うようにしましょう!
べったら漬けは冷蔵庫保存が基本?保存期間と保存方法は?
べったら漬けって、1本で売られていたりするので、すぐに食べきらず、どうやって保存すればいいのか悩みますよね。
冷蔵庫で保存する方が多いかと思いますが、改めて、べったら漬けの保存期間や保存方法について詳しく見ていきたいと思います!
べったら漬けの保存期間について
先述した通り、べったら漬けの日持ちはあまり長くはなく、2~3日くらいを目安に考えてください。
あまり長く放置していると、酸味が出てきて品質が損なわれてしまうので、美味しい状態で食べたい方は、早めに食べきるようにしてくださいね!
べったら漬けの保存方法について
べったら漬けは、常温や暖かい場所に長く置いていると、発酵が進んで酸味が出てきてしまいます。
そのため、べったら漬けを買ったり漬けたりした場合は、季節に関係なく冷蔵庫で保存するようにしましょう!
冷蔵するときは、米麹は洗い流さないで大丈夫です。
そのまま保存容器やポリ袋に入れて保存しましょう★
このときも、できるだけ空気に触れないようにして保存した方が、味も長持ちするのでおすすめです!
また、冷凍保存については賛否両論あります。
冷凍保存をしない方がいい理由としては、べったら漬けなど水分が多い漬物は、冷凍保存すると、漬物のシャキシャキとした食感が損なわれてしまうからです。
そのため、冷凍できないわけではないですが、あまりおすすめはできません…。
べったら漬けは洗う?正しい食べ方や日持ち・保存についてまとめ
べったら漬けについて、いかがでしたか?
洗うよりそのまま食べた方が健康にもいいんですね!
私はぬるぬるとしたのが苦手で洗うことが多かったのですが、今度は洗わずにそのまま食べてみようかなと思いました★
また、食べ方についても、ぜひ江戸流の分厚い切り方に挑戦したいです!
べったら漬けは日持ちもあまりせず、保存の方法も限られてくるので、これからも日持ちや保存に気を付けながら、美味しく頂きたいですね!