小学生が考案したことで話題となっている、困っている人を手助けします!と意思表示するための逆ヘルプマーク。
どこでもらえるのか、その入手方法や配布場所が気になるところですよね。
そこで今回は、逆ヘルプマークの入手方法や配布場所!どこでもらえる?についてご紹介します。
逆ヘルプマークの入手方法は?配布それとも購入?
7:24〜 清水区の小学生が考えた#逆ヘルプマーク について。
お母さんが登場して
どんなマークなのか
話してくれます#いっぽ#SBSラジオ pic.twitter.com/5bflJTJlYh— IPPO / いっぽ (@sbs_ippo) November 13, 2019
先天性の難病を患っている兄を持つ小学生の女子児童が、母親との会話をきっかけに発案した逆ヘルプマーク。
手助けを必要としている人を見かけても、「今手助けを申し出たら困らせてしまうかも」「具体的に何ができるだろう」と、二の足を踏んでしまう人も多いのが現実ですよね。
そんな、困っている人の力になりたい人にとって、逆ヘルプマークは配布されているのか購入すればいいのか、入手方法が気になるハズ。
実は、逆ヘルプマークは実用化の検討段階にあったんです。
現段階では入手方法はなく、配布されるモノでも購入できるモノでもないということに。
なんでも、実用化には懸念の声が広がっているんだとか。
逆ヘルプマークのデザイン自体は、手助けが必要な人が助けを求めるために持ち歩く、ヘルプマークのデザインそのもの。
色だけを、赤から緑に変更したものだったんです。
ヘルプマークが商標登録されている関係で、逆ヘルプマークは著作権の問題に直面していました。
また、実際にヘルプマークを持つ人から、こんな意見が。
言い方きついけれどヘルプマークが全国の人達に浸透もしてない状態で似たようなものを逆ヘルプマークとして広めよう…はやめてほしい困惑してしまうのも現状だし逆ヘルプマークがヘルプマークとして広まってしまう可能性も無くはないんですよね
「ヘルプマーク」と「逆ヘルプマーク」が色違いである点について、ツイッターでも議論を呼んでいます。
逆ヘルプマークの件でリプライを見ていると、色覚異常の方もいるという話があるので、そうすると、すべての景色が白黒に見えていたり、健常者よりも色が少なく見えていたら、ヘルプマークの色を変えるだけではダメでやはりマークそのものを少し変更しないと伝わらないかも知れませんな。#ヘルプマーク
— ばか師匠 (@bakashishou) October 2, 2019
「赤と緑だと見分けられない人がいる」と色覚特性を持つ人からの指摘。つまり、その2色だと「ヘルプマーク」なのか「逆ヘルプマーク」なのか判別できない人がいる。これは僕を含め、そうでない人は見落としがちなところだよなぁ>反省(続)https://t.co/lzBaVyYLaX
— 伊丹和弘@マリサポ兼記者 (@itami_k) October 2, 2019
色覚に問題を抱えていない人には、気がつくことの難しい問題が潜んでいたんですね。
それでも、全ての人が不自由なく生活するには、とても大切な論点ですよね!
さて、先程へプルマークを持つ人の意見を紹介しました。
この方は、発想自体を非難しているわけでなく、デザインを吟味する必要性があったことを伝えています。
ただ、間違えて欲しくないのは発案した、お子さんを誹謗中傷してるわけでも責めてるわけでもありません家族のために、逆ヘルプマークを発想したのはとても素敵なことで、間違いではありませんただ、周りの大人がきちんと調べてあげることが大事だったと思います(とりあげた、新聞社や議会が…ね)
確かに、子供が知らないことは周囲が確認した上で、広めていく必要があったのかもしれません。
子供ならではのステキな発想を実用化するためにも、有識者の意見を参考にしながら話をまとめてほしいですよね。
デザインを見直して、実用化に繋がりますように!
逆ヘルプマークの配布場所は?どこでもらえる?
https://twitter.com/Hiro_ENDer/status/1184998255748251648
先ほどお伝えした通り、実用化されていない現段階では、逆ヘルプマークはどこでもらえるモノではありません。
この、ヘルプマークを基にした逆ヘルプマークは実用化されていませんが、既に存在するものに「サポートハートプロジェクト(旧: 見えない疾患・障害啓発プロジェクト)」が考案した、「サポートハートマーク」というものがあります。
サポートハートマークは、人が大きなハートマークを支えているデザイン。
#ヘルプマーク の逆バージョン、#サポートハートマーク の配布用試作品が届きました!
製作イメージからの変更点として、文面にふりがなをふり、裏面印刷不可の弱点を補うため、ステッカーを追加製作して貼り付けられるようにしました。
もう少しで本製作です✨ pic.twitter.com/vp0obyfzJf
— 見えない疾患・障害啓発プロジェクト (@Mienai_Project) October 1, 2019
困っている人を助けたいと思っている人が身に着けるという、用途は「逆ヘルプマーク」も「サポートハートマーク」も同じなんです。
パッと見、障害を持っているとは見られない人や病気でサポートを必要とする人が、街中で助けを求めやすくなることを目的としています。
サポートハートマークがどこでもらえるかと言うと、サポートハートプロジェクトの公式サイト。
キーホルダーの無償配布と、データのダウンロードのどちらからでも、入手できるようになっています。
「サポートハートマーク」の配布場所:サポートハートプロジェクト公式サイト
逆ヘルプマークとは?
逆ヘルプマーク調べたらサポートマークってのも発見しました!!
ヘルプマークを持っている人を手助けする意思表示。
多くの人に知って欲しい!!#ヘルプマーク #逆ヘルプマーク #サポートマーク #助ける#マーク #ヘルプ #サポート pic.twitter.com/wiCDftvJyn
— 京華 (@kyokadeokyo) October 2, 2019
逆ヘルプマークとは、「ヘルプマーク」の逆の発想で発案されたものです。
義足や人工関節の人や、外見では分かりにくい障害を持つ人、妊娠初期の人などが、手助けが必要であることを周りに知らせるためのものがヘルプマーク。
障害を持つ人や困っている人たちに、「協力が必要なときは遠慮なく協力を求めて」という気持ちを示すため、逆ヘルプマークは発案されました。
逆ヘルプマークとは、目には見えないはずの温かい気持ちが目に見える、思いやりのこもったマークのことだったんです!
目に見えた情報だけが全てではない世の中、目に見えないものも大切にしていきたいですよね。
逆ヘルプマークの発案者は?
https://twitter.com/KimonoGrowth/status/1192405787127078914
逆ヘルプマークの発案者は、静岡市内在住の小学生たち。
静岡市立清水有度第二小学校6年の米田海乃梨(みのり)さん・千葉さゆりさん・小川啓介君が、2018年に学校の授業で発表しました。
先天性の難病であるムコ多糖症を患っている、海乃梨さんの兄の豊祝(とよのり)さん。
そんな兄を想って、母親の真由美さんとの会話をきっかけに、赤色のヘルプマークを緑色にした逆ヘルプマークを思いついたんです!
発案者の海乃梨さんの、温かい気持ちが伝わってきますよね。
少しでも困っている人に手を差し伸べられる人が増えるように、そんな想いも込められていることでしょう!
逆ヘルプマークの入手方法まとめ
逆ヘルプマークの入手方法や配布場所!どこでもらえる?についてご紹介しました。
米田海乃梨さんたちが発案した逆ヘルプマークは、まだ実用化の途中にあって、現在はどこでもらえるモノでもないのが残念でしたね。
もし実用化されたら、入手方法や配布場所の情報も出てくることでしょう!
実用化にあたっては、著作権の問題が立ちはだかっているので、デザインの変更を余儀なくされることになるかもしれません。
仮にデザインの変更を求められても、くじけずに、また気持ち新たに構想を練ってほしいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アイキャッチ画像引用:https://ameblo.jp/maseshota/entry-12534305531.html